うさよめも

@usayomoが何か書く

退職しました

2月いっぱいで、新卒入社して2年11ヶ月勤めた会社を退職しました。
幸運なことに次のお仕事は決まっており、4月からは別の職場で再スタートする予定です。
転職が決まったから退職した、という話なのですが、
今は無職なので「退職エントリ」としてまとめておこうと思います。

筆者スペック

  • 四大情報系学部卒
  • 地方SIerで2年程度開発業務に従事(フロント・バックエンド両方)
  • 主な使用言語は Java, Oracle PL/SQL
  • 開発以外にエンドユーザからのシステム操作問い合わせ・軽度障害時の初動対応もやってた
  • プライベートでの主立った開発経験は無し(OSSコントリビュートとかそういうの)
  • 応用情報技術者

普通の人ですね。

転職活動

後述しますが、転職活動のスタート時点では職場に対する大きな不満はなく、

  • 今の自分が社会的にどの程度評価されるのか知りたい(興味)
  • もう少しモダンな技術に触れられる環境に移るのも悪くないかもしれない

という思いから転職エージェントに会いに行きました。
3年目の6月くらいだったと思います。

7月に3社程度選考を受けてみて、(全て1次面接までで落ちました) 各社からフィードバックをもらった結果、面接時のアプローチを改めたほうが良さそうな印象だったので
少し方向性を練り直しました。

企業に対しては失礼な姿勢かもしれませんが、
自分としては元々失うものはないと思って受けているので特に落ち込むこともなく、
(エージェントさんは少し気にかけてくれましたが)
「こっちの方向性で攻めたらいけんじゃね」って感じでした。

というか、フィードバックもらえるんですね。
母数が多いので新卒採用のフィードバックなんてやっていられないのは理解できるんですが、
内定がもらえないプレッシャーやサイレントお祈りに精神を削られる新卒採用と違って、 ここは中途採用のいいところだと思いました。
結果的に転職をしなかったとしても活かせますし、第三者の客観的な評価を受けられるのはいいことだと思います。

11月半ば頃に追加で3社程度選考を受け、
最終的にとある企業から採用内定をいただきました。
ただ、そもそもの動機自体は強く転職を希望するものではなかったので、
この時点ではまだ現職 or 転職を決定できてはいませんでした。

検討

実際問題相当に悩んだのですが、ここに全て書くのはキリがないので、
ヒト・モノ・カネの3ファクターでまとめます。
(今回の転職活動では私にとって「モノ」=「技術」に相当すると思うので、そのつもりで書きます。)

ヒト

この点について元職場(特に所属部署・同期)に不満は全くありませんでした。
上司も本当に尊敬できる優れた方でしたし、
先輩も接しやすく、気軽に質問ができて自分の力を伸ばしやすい環境だったと思います。
同期はもう本当にめっちゃ遊んでくれて最高です。
転職を決意するにあたって、最も悩んだ部分でした。

モノ(技術)

開発一辺倒というのは良くないと思いますが、いかんせん開発以外の業務が多いことと、
また使っている技術がおよそモダンとは言い難い点は、 ITエンジニアとしてこの先も生活していきたいと考えた時にずっと気がかりな要素でした。
(そんな自信がつく日は来ないほうがいいのかもしれませんが、 今の自分の技術で戦っていける自信は正直ありません。)

環境を求めるだけではなく、自己研鑽を積むべきという考えは当然ですが、
実務でどっぷりモダン技術に触れられるとすれば、それに越したことはありません。
開発していたシステム自体は好きでしたが、自分の技術を伸ばすという観点で考えた時に、
内定先の方が求めているものに近いだろう、と判断しました。
(技術力向上が転職活動の一つの目的ではあったので、内定先が優っていると考えるのは当然ではある)

カネ

Uターン就職したため、生活からすると給与の割に金銭的な余裕は大きかったです。†実家アド†
ただ、先輩社員から本当のトコロを聞いたり、
上げる宣言に反して上がらない給与明細を見たりする中で、
先々のことを考えると、少し物足りないかなあという気はしていました。

一方で転職すれば地方実家暮らしから東京一人暮らしになるわけで、
トータルで見て使えるお金が減るという点がどうか、という懸念はありました。
それでも、内定先からは当初の想定額よりもそこそこ高めの給与額を提示していただき、
まあ生活はできそうであることと、(読みが甘かったら大笑いなのですが)
技術を伸ばしたいという自分の気持ちを重視し、勉強代と考えて決断しました。

現状大したスキルもない自分に対しそれだけの額を提示してもらえたことはモチベーションも湧きましたし、
この先の自分の人生を考えれば、大したスキルが無いとしても決して自分を安売りすべきではない、と思ったことも一つの理由です。

総合して

繋がっていたい人達なのだから、元職場の人とは辞めても連絡を取ればいいのです。
使えるお金は減るでしょうが、別に死にはしない程度にはいただけるし、
環境を移して新しい技術をガッツリ触って力をつけたいならばまたとない機会だと思いました。
どうなるか分かりませんが、とりあえず頑張ってみようと思います。

もうちょっといろいろ書きたいことはあるので、後日また追記しようと思います。